急な葬式だからこそ、元気なうちの話合いが重要

大往生と言われる年齢ではあるものの、昨日まで元気だった家族の急逝で、葬儀場の確保、通夜会場の確保、お金の準備等、やるべきことが多くあり、右往左往しました。
その中で一番困ったことは、お坊さんとのお金の話し合いでした。最近は家族葬で葬儀をする方も増えていますし、葬儀代にそういったお金も含まれるプランもあるようですが、我が家は地方で昔から続く家だったため、お寺は決まっていて、お坊さんには「いつもこのくらいいただいている」とかなり大きな金額を提示されました。
悲しみのどん底でしたので、その金額が安いか高いかは判断できず、言われたままにお金をお支払いしました。

落ち着いてからインターネットで調べると、お坊さんに支払う金額が、全国平均の3倍以上をお支払いしたことがわかりました。
領収書や請求書もなく、今更何も言うことができませんでしたが、その後の法要時に親戚にそのことを話すと、「それは足元を見られたぞ」と言われ、値段の交渉はできることがわかりました。
ただ、悲しみの中でしたので、もっと安くしてください、というのは、故人に失礼な気がして、言い値でお支払いしましたが、多めに支払ったこともあり、その後の手続きにかかる費用が大変でした。

悲しみに打ちひしがれる間も無くやってくる、お金の問題。値段交渉はしづらい状況かと思いますが、元気なうちに、葬儀はどうするか、お寺にいくら払うか、大体の相場を話し合っておくことが大事だと思いました。