初めて経験した家族葬の実態

先日、祖母が亡くなり家族葬で葬儀をすることになりました。祖母は生前より葬儀社を決めていたので、葬儀社は問題なかったのですが、葬儀の形式で大変迷いました。
喪主は父、母と兄、娘の私が中心となり葬儀の内容を決めることになったのですが、父も母も既に定年退職をしており、祖母も高齢で入院が長かった為、祖母の知人や関係の方、また地域の方にご迷惑にならないように、親族のみの家族葬で執り行うように決めました。

両親も家族葬は費用も掛からず、家計の負担にならないように終えれると漠然としたイメージで考えていたそうで、私もその様に思っていました。
しかし、実際は家族葬も一般の葬儀も内容は特に変わらないものだと、葬儀を終えて気づきました。
何が異なるかと言うと、家族葬は親族のみが参列の対象となり、一般の葬儀は会社関係者や知人を含めた方々もご連絡をし、参列いただけるという違いでした。
ですので、葬儀の内容も喪主側で、一つずつ一般の葬儀と同じ工程で決めて行きました。

私が感じたのは、香典の数が多い一般の葬儀の方が、実際の費用はそんなにかからないのではと思いました。(内容にもよりますが)
我が家では、家族葬で参列者が親族のみだったので、葬儀にかかった費用は、いただいた香典のみでは半分も賄えず、かなり費用が掛かりました。
祖母を無事に悔いのない形で送り出せのたは良かったですが、これからの生活のある私たちにとっては葬儀の費用は実際、とても負担となりました。

葬儀社の担当の方も家族葬と、一般の葬儀の違いの説明をしてくれていなかったので、こちらから詳しく聞けば良かったと思いました。
しかし、祖母が亡くなり、前日までの看病で心身共に疲れ果てている状況で、そんな余裕は有りませんでした。我が家は初めての葬儀だったので、葬儀社の気の利いたサポートが欲しかったです。