家族葬を選んだ方が良い場合

友人のお母さんが亡くなった時のお葬式の話です。彼女は体調を崩し、ガンと診断された後はあっという間に亡くなってしまいました。私は何も知らずに友人に連絡を取ろうとしたのですが、友人から「実は…」という話を聞き、その数か月後に訃報を受けました。私自身も小学生の頃からお世話になっていたため、非常にショックでした。

しかし彼女のお父さんは個人経営の小さなお店の自営業でお母さんは専業主婦であったこと、またお通夜と葬儀が平日だったこともあったのか、お通夜と告別式に行った時にその参列者の少なさに驚きました… お通夜と告別式は近所の葬儀場にあるそれなりの大きなホールで行われたのですが、親族の方が参列者よりも多いのが丸分かりなくらいでした。お通夜は夜でしたのでまだ半分近くの席が埋まっていたのですが、告別式は参列者用の席の3分の1しか埋まっていませんでした。

故人の仕事内容によって、あるいは定年した後などは告別式の参列者が少なくて寂しい、という話は他にも聞いたことがあります。そのようなことがもし予測できるならば、家族葬という選択肢もアリなんじゃないかと思いました。