会社の創始者で初代社長、会長を歴任されて退任された方を社葬で送り出しました。
社葬ですので、女性社員は準備や受付に駆り出されました。普段はあまり厳しくない社則なのですが、この日ばかりは髪の色からネイルまで地味にするように事前通達がありました。
取引先にもご連絡しましたので、お通夜には2000人近い方が足を運んで下さいました。
通夜会場も兼ねた大阪の斎場には故人の若い頃の写真、会社ができたばかりの頃の写真など、故人の人生を振り返るようなメモリアルな場になっていました。皆さん足を止めて写真を見ていらっしゃいました。
喪主は故人の長男、現社長がつとめられました。喪主挨拶は社葬ということで、会社に関するエピソードが多く、個人的な葬儀とは異なる雰囲気でした。
社員はお通夜は強制参加でしたが、告別式は業務に戻るように通達がありました。骨上げは全社員が来ても会場に入りきれないので、各部署の部長が社員を代表して参加されていました。